理由を求める

独活日記(相場を生き抜くために)

私が常日頃から不思議に思うのは多くの投資家たちは株価が上がった理由下がった理由を求めるということです。

あの材料が出たからだ、業績が上がった下がったからだ、アナリストのコンセンサスに達しなかったからだ、期待ほど業績数字が出なかったからだ。経営者が何たらかんたら喧々諤々至る所で様々な自己主張がなされています。

何故株価が上がったのか下がったのか、その特定の理由をどうしても求めたがります。

しかしそんなことに意味はあるのでしょうか?

今日はこのことを考えていきたいと思います。

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株価の形成

株価形成の本質は一つだけです。

それは需給です。

需給とは需要と供給ということであり、それが互いに一致したとき株価が形成されるということです。

この当たり前の話をすっかり忘れてしまっているということになります。

何故なら株価が上がるとは買いたい勢力が売りたい勢力を上回ったからということであり、株価が下がるということは売りたい勢力が買いたい勢力を上回ったということだからです。

株価形成の本質を理解していれば株価が上がった理由下がった理由など明白なのです。

それでも理由を求めたがる

そんなことは分かっていると仰るかもしれませんね。

それでもなお株価が上がる下がる理由を求めたがるのです。

買いたい勢力が売りたい勢力を上回っている理由は何なのか?

売りたい勢力が買いたい勢力を上回っている理由は何なのか?

自分の納得ゆく理由を探し出すことによって明日の株価が上がる銘柄を探したいのかもしれません。

こうなったらこうなるという絶対法則を知りたいのかもしれません。

需給に理由はない

私の結論はこうなります。

需給に理由はないのです。

何故ならその現株価の勢力図において優勢の方向性に進み続けるしかないからです。

カリスマトレーダーの方がツイッターでつぶやいたとか誰とも分からぬ人物が掲示板で煽りたてただとか、株式新聞で取り上げられたとかいろいろと理由を探し求めればこれかもしれないというものが見つかりはするでしょう。

しかしそれらはそれぞれ一理ある以上のものにはなりません。

結局最後には需給に戻ってきてそれしかなく、そこに理由はないのです。

買いたい勢力が強かったのか売りたい勢力が強かったのかそれだけの話なのです。

理由を求めることを止める

私は株価の上げ下げに理由を求めることを止めています。

止めていますと簡単に述べましたが昔は私も多くの投資家同様、売買するたびに何故株価が上がるのか下がるのかその理由を一生懸命に求め続けていました。

そこから脱却するために多くの売買経験を積む必要がありました。

そして結局は需給の繰り返しであるということを納得させられました。

理由を考えることは無為な時間の過ごし方となってしまいます。

株式評論家を目指すならある程度意味があるかもしれませんね。

しかし投資家を目指しているなら投資家であるなら株価の上げ下げの理由を求めている暇には株価が上がる買いポジションを形成し、株価が下がる売りポジションを形成することに注力すべきなのです。

やるべき仕事が違うでしょうということですね。

理由は考えずとも明らかである

最後までお読みいただきありがとうございました。

今日も株価の上げ下げの理由を求める投資家たちで満ち溢れています。

そこに潜む心理は株価が上がる銘柄を買いたい株価が下がる銘柄を売りたいという希望と理由を知れば次に生かせるという期待を抱いているということになります。

しかし理由を考えている間に売買タイミングを逸してしまうことがほとんどでしょう。

投資家は株価の上げ下げの理由を詳細に解明することではなくその変動機会に適切に資金を投じ回収していくことが大切です。

そして何よりもその理由はすでに解明されており今更考察すべきことは何もないということですね。

ぜひとも今日から理由を求めずに真摯に適切に相場を張る姿勢を身につけてください。

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