プーチン大統領の強かな戦略

相場日記(日々の全体相場観)

私は世界の大国の宰相を自分なりに見てきてロシアのプーチン大統領は大きく評価しています。

こういうことを言うと共産主義者めとか言い出す方々も多いのですが、評価しているというのはあくまで大国の宰相としてその国の国力を上げていくためにどういった実践をしてどういった結果を出しているかで客観的に判断しますのでその観点からプーチン大統領は評価せざるを得ない素晴らしい宰相であるということになります。

岸田総理にはプーチン大統領の垢を煎じて飲ませたいくらいです。

それほどの雲泥の差がロシアと日本の宰相にはありますね。

ここに潜む真理は一つにはその人物自身が育った環境の違いというものがあるのでしょう。

厳しい時代を生き抜いてきた人と安全なところで何の不自由もなく育った人ではやはりその覚悟と勇気が違います。

政治家にはそういった胆力というものがとても大事でそれは机上の知識をいくら身に着けても得られない貴重な力です。

そしてもう一つはプーチン大統領は懐が深いということですね。

認知症が進んでいることが露呈している愚かな米国バイデン大統領が独裁者と断じて批判していますが、その割にはプーチン大統領は聞く耳を持って多くの国々の宰相と会い、議論を交わしていますね。最近ではインドのモディ首相と会談をしています。

インドの立ち位置も素晴らしく核保有はもちろんのこと欧米側にべったりではなく中露ともきちんと繋がってしかしもちろん共産主義に傾注するわけでもなく難しい全方位外交を上手くこなしていますが、プーチン大統領はいわゆる反米諸国を集めてその一翼を担う国としてロシアの一定の地位を確立しようとしています。

これはプーチン大統領が懐深く自分の考えに固執せずに国家のために動ける人物であることを証明しています。

ですからプーチン大統領とトランプ元大統領の組み合わせになれば一気に米露関係は変わり、むしろ蜜月状態となってウクライナ停戦はあっという間に決まり、世界平和へと動き出すとみておるわけですね。

どちらの宰相も有能で懐が深いですから互いの利害の一致点を見出して実践する確率は相当高くなるでしょう。バイデン大統領はもう自分自身の判断能力がないほどに衰えていることが大統領選の討論会などで露呈してきていますから大統領を操っている第三次世界大戦を引き起こすことで利益を得ようとしている勢力が実際に行動を起こさない限り、トランプ新大統領として返り咲くことで米国は再び繫栄へ向けて動き出すのでしょう。

そういった時代変化が起こってくるならロシアプーチン大統領は一気に考えを改めていって米国トランプ大統領と手を組むことさえするでしょうね。

ウクライナ大統領の短絡的な戦争煽りが米国バイデン大統領の思考と一致しており、トランプ大統領になることでこのウクライナ大統領の発言も一気に変わってきますから注目していると良いでしょう。ウクライナがいかに米国の傀儡だったかが分かります。

米国バイデン大統領が引き起こしたロシアのウクライナへの侵攻であり、従ってその首謀者であるバイデン大統領がいなくなる、それを支える勢力が権力を支配できない状態、つまり民主党政権ではなくなり、共和党政権となり、かつそういった勢力に支援を受けていないトランプ大統領が誕生したらウクライナ大統領はプーチン大統領と直接会談したいと言い出すことでしょう。

プーチン大統領の強かなことは米国の権力体制がどちらでも最善を尽くす策を施しているということです。

ロシアとしてはトランプ大統領になれば手を組むのもやぶさかではないし、バイデン大統領であればそれはそれで良く、淡々と第三次世界大戦を煽る米国の勢力を利用しながら反米勢力を結集していきそこで地位を確立するということをやればよいと考えています。

買いでも空売りでもどんな相場環境となっても問題ないプロの相場師同様に素晴らしいプロの政治家ということになりますね。

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高値追う株式市場

日本の株式市場は再び動き出していますね。

いわゆる日経平均株価相場は続いており、TOPIXがそれに続いて高値更新することでその裾野も広がりつつある現状ということが実証されています。

ここにあるのはもう私が何度も繰り返ししている通り長期円安株高相関です。

財務省の介入効果は回数を増やせば増やすほど小さく短くなっていってしまい、現財務省長官はその責任を取ることもなく退任して天下りを果たすようですね。

相変わらず責任感の全くない方々です。

責任を取る気がない人が上に立つべきではないというのは小さい会社でも当然の話ですが、国家運営でもそれは全く変わりません。

結果が出なければ自分が責任を取るという覚悟を見せない程度の人間がそういう立場になるべきではないのです。

しかしまあいずれにしても財務省が何度いくら円買い介入しようとも長期円安方向性に変化はありません。

これは円安批判をしているトランプ大統領が誕生しても変わることはないだろうどんな時代が到来しても変わらないだろう確度が非常に高い将来ですね。

従って決してこれを買えあれを買えと言っても問題ない銘柄、市場でもあまり言わない私翁が珍しく自信満々に少し円売りしておきなさいと提言しているわけです。

相当確実な未来となります。1ドル200円超えは確実に来るでしょう。

対ドルだけではなくどの通貨に対しても円安は到来していきます。

世界市場最弱通貨として円はこれから君臨していく時代になっていきます。

財務省ごときがどうすることもできない将来世界の現実が長期円安方向性というものなのですね。

時代方向性とはそうたやすくは変わらないものです。

従って株高というものも起こり続けていき、幸いにも日本市場は相対的に割安感も漂っており、かつ長期円安方向性も相乗効果として手伝って日経平均株価は10万円へ向けて着実に長期においては進んでいく確率は高まっていきます。

従って少し相場を張ってみなさいと珍しくも私翁が言うわけですね。

個別銘柄などを選んで当たったなんだなどと阿呆なレポート屋などが誇っていますが、別にそんな回りくどいことをしなくても改善されるTOPIX指数でも買っておけば良いのです。ああだこうだこねくり回さなくても誰でも儲かる相場が現在なのです。

そんな相場が今の日本では到来中です。

思考大転換

最後までお読みいただきありがとうございました。

国家の長の手腕はその国の命運を担います。

これはどの国に取っても純然たる事実となります。

従って総理大臣が誰になるかと言うことは日本国にとってはとても重要なことなのですが、如何せん素晴らしい人材が政治家になることがありませんので選ぶのも一苦労、だれを選んでも大差ないということになってしまっているのが日本の現状ですね。

ロシアも現在は有能な宰相だからよいですが、プーチン大統領後が心配になるわけですね。

彼もまた未来永劫権力をふるい続けられるわけではないですからね。

本気でロシアのことを想う気持ちがあるなら彼は後継者をいかに育てていくかが難題ということになります。

そういう観点からは相場師はそういうものは全くない自分だけの世界ですからお気楽なものです。

そして現在は最高の相場環境となります。

ただその恵まれた環境を謳歌しつつ、しかしそれは未来永劫ではないということを覚悟してしっかりとその瞬間に思考大転換出来るように今から心の準備をしている私翁です。

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