相場師として生涯生き残り続けるために最重要なことは損切りだけです。
いかに迅速に損切りを実践し続けるか?
これだけが生涯問われ続けます。
どんなに自信満々なトレードであっても損切りすべき瞬間が来てしまったら損切りすることが出来るかどうか?
ただただそれだけが成否の鍵なのですね。
このことが分からないままに資金管理無視のトレードを犯したり、余計なトレードを犯したり、と過ちを繰り返してしまいます。
そこに潜む心理は常に損切りすることよりも利益を出すことを重要視し、大切に思っていて嬉しいと考える人がほとんどであるということなのです。
この意識を変えて行きたい。
私はいつもそう思っています。
損切りするあなたは素晴らしい
まずはこのことをあなたに言っておきましょう。
あなたが一生懸命に調べて選んだ銘柄、売買タイミング、仕掛けた瞬間は確かに素晴らしい推移となってその日を終えてこれは幸先良い展開で私の分析は完ぺきだったと思ったであろうトレードで翌日損切りしなければならない瞬間がやってきて悔しい想いが少しよぎりながらも損切りしたあなたは本当に素晴らしい相場師です。と私は言いたい。
私に言われても嬉しくないと思われるかもしれませんね。
でもね、損切りするということはいつも誰にとっても苦渋の決断ではあるのですよ。
もう何十万回何百万回と損切りをしている私翁もやっぱり損切りすることは苦渋の決断です。
だって一生懸命調べて絶妙のタイミングで仕掛けるべくじっくりとその瞬間が来るまで待ち、待ったけど来ないものもたくさん見て無為な時間を過ごしながらようやくやってきたその瞬間、満を持して仕掛けたトレードが即損切りタイミングに達したわけですよ。
ここまでにかけた時間をどうしてくれるんだと多少はやっぱり思うのです。
正確に述べると私はもう特に何の感慨も抱きません。
経営者視点では利益を出すための必要経費に仕分けしておりますし、投資家視点では塩漬けは素人がやることで玄人がやることはないしやったら恥ずかしいしプロ失格であると考えているからです。
しかしそれでも損切りするあなたは素晴らしい
今日あなたが損切りすることになってしまったならその損失額、資産減少額に目を向けるのではなく、あなたが勇気を振り絞って自己否定した実践を褒めて欲しいのです。
あなたを褒めることが出来るのはあなただけである
これが真理です。
もちろん多くの人に賞賛され得る圧倒的な結果を残した人は他人が褒めてくれます。
しかしどんな素晴らしい人物でも必ず一定の批判者、最近の言葉で言うならばアンチといった存在がい続けます。
YouTuberなどはそれを逆手にとって利用してビジネスにするわけですが、多くの人たちはやっぱりアンチは常にいるということは分かっていてもそういった言葉に傷つけられてしまう人も少なからずなのです。
最悪自殺してしまうなどということにもなってしまうことがあるのはインターネットの大いなる短所ですね。
スルースキル、そんなものは受け流せなければネットは利用すべきじゃないと人間性の欠片もない発言をなさる方もいらっしゃいますが、世の中そんな人ばかりではなく優しい人も多いのですね。そういった人はやっぱりちょっとした心無い発言であっても深刻に考えてしまうのです。
ですからあなただけはあなたを褒め続けて下さい。
決してあなただけはあなたを裏切らないで下さい。
相場師なんて止めなさい。
多くの人に言われたことでしょう。
でもあなたがやりたいと思い、そこに熱中できるあなたがいるならあなたは相場師をやるべきです。
自分の決断を人任せにしない、人に影響されないようにしてください。
そのために必要なのはあなたがあなたを褒め続けることなのです。
損切りを迅速に実践できたあなたを褒めたたえてください。
他人は損切りするあなたを褒めることは絶対にないのですから。
あなたはあなたを愛しなさい
自己愛というものがありますね。
ネガティブに捉えることがこの世では多いですね。
いわゆる自己中心的であり協調性が無いと見なされるわけです。
確かに組織に所属して働いているサラリーマンたちは自己中心的にならずに一定の他への配慮が必要になります。
しかし相場師は絶対的個の世界ですから戦いはいつも自分との戦いになります。
ですから自己愛はとても大事です。
私は相場師である私を愛しています。
相場師だからこそ私があり、私は相場師でなければ人生が無意味なのです。
愛するとは理屈ではなくただただ愛しているということです。
あなたが相場を張って成功しようが失敗しようが何をしようがそれをするあなたを愛してください。
この意識が相場師としての成功においてとても大事な役割を果たします。
利益を出しても自分を褒めない
最後までお読みいただきありがとうございました。
究極的には利益を出しても自分を褒めないということになります。
素晴らしいタイミングで資金投下し圧倒的利益を出したところで私は別段自分を褒めることはないのです。
この結果は偶然の産物であり、私の才能でも実力でもないと思っているからです。
この逆転の思考がとても大事なのですが、まずは何より損切りするあなたを褒めて愛して欲しいのです。
結果は確かに失敗です。損失です。資産減少です。
それを犯すとどうしても多くの投資家たちは意気消沈し、悔しがり、なんでこんな売買をしてしまったのかと自分を責めてしまうのです。
しかしそれを続けていると相場を張り続けることが最終的に出来なくなってしまうのです。
泰然自若の精神で相場を張るということが一言で述べると真理になるわけですが、その具体的実践は簡単で損切りしたら大いに誉めて利益を出しても一切褒めないということなのです。
そしてすべてのあなたを愛し続けるということです。
その自己愛が相場では顕著に良い作用をもたらします。
今日も私翁は銘柄のことを何も言いませんでしたね。
金融相場、少子化対策相場、今年の主題となりそうな二軸が現状いい感じですが、そんなことどうでもいい話なのです。
相場師は淡々と売買実践するのみです。
結果大利となっている取引銘柄を見ると金融関連、少子化対策関連のものになっているというだけの話なのです。
ところが多くの投資家たちはいかにして金融相場を捉えるか少子化対策相場を捉えるかといったことばかりなのです。
そんなこと終わってみなければわからないのです。
明日にも終了かもしれませんし、息の長い相場となるまさに初動に今あるかもしれません。
プロの相場師はいつも損切りのことを考えています。
タイミングのみではなく、それが継続してもたらされることによる自分自身の心の消耗にもしっかりと心を配って対策し続けているということなのですね。